名言ことわざの類6
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No alabes lo que no sabes(知らないことを褒めたりするな)
よく知らないことを、褒めたりすると、実はとんでもない事を褒めている可能性もある、ということ。やたらとけなすのもどうかと思いますが、八方美人でなんでも褒めていると、あとでしっぺ返しを食うかもしれません。
No es oro todo lo que reluce(輝いているものがすべて金ではない。)
表向きと内情は違うものだ、ということ。一見きらびやかに見えるものも、裏側では泥臭い努力に支えられていたり、ただの張り子のトラだったりする、ということ。
No estorbar es casi ayudar(邪魔をしないのは助けるのといっしょ)
何かをしている人のところへ行って、何か手伝おうかなどとしつこく聞くよりは、そっと見守る方が相手の為になるということ。特にスペインではおせっかいな人が多い傾向があるので、こういう言葉が生まれたのだろう。
No hay carnaval sin cuaresma(四旬節抜きに謝肉祭はない)
四旬節は断ち物をするキリスト教の習慣で、謝肉祭はいわゆるカーニバルというお祭り。苦しい思いをした後にお祭りがある。いつでも楽しいことばかりではない、ということ。
No hay dos sin tres(3のない2はない)
二度あることは三度ある。物事は大体において何度も繰り返す傾向がある。人間の習慣はそんなに簡単に変えられるものではないので、知らず知らずのうちに自分で繰り返してしまうことがあるということでしょう。
No tiene madre ni padre ni un perro que le ladre(母も父も吠えてくる犬すらもいない)
孤立無援。両親やペットなど、自分の身近にいて、最も手助けをしてくれそうな存在が全くおらず、自分以外に頼るものがない状態のこと。兄弟・姉妹はどうした?と言いたくなるが、結局当てにならないのでしょう。
Nunca llueve a gusto de todos(みんなの気に入る雨はない)
ある人にとっては恵みの雨であるものが、他の人にとってはただの土砂降りだったりする。人によって物事の捉え方が違う、ということ。
Ojos que no ven, corazón que no siente(目では見えず、心でも感じない)
長い間顔を合わせないと、どれだけ愛し合った相手のことでも忘れてしまうということ。かなしいことですが事実です。逆にいえば何としても続けたいと思ったら顔を合わせるなり便りを欠かさずしたりしないといけないということですね。
Pan con pan, comida de tontos(パン付きのパン、馬鹿の食べ物)
似た者同士が集まっても何の解決にもならないということ。もしくは似たものをいくら集めても特に役に立つわけでもない、ということ。
Perro ladrador, poco mordedor(ほえる犬は咬まない)
よくほえる犬というのは大体において弱い犬なので、結局のところ人間をかんだりしないものだが、普段おとなしい犬ほどいきなり咬んだりするものだということ。同じことが人間にも言える。