名言ことわざの類10
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通常
Un mal ido, otro venido(一難去ってまた一難)
これはそのまま。そもそもこの一難去ってまた一難という言葉自体が、どこの地域に発しているのか、その点が気になるところです。
Una mentira, de ciento tira(一つの嘘が百にもなる)
嘘をつくと、ごまかすために嘘を重ねざるを得なくなって、最終的には筋の通らないことを言わざるを得なくなってしまうこと。一事が万事。何事にも誠実に対処しましょう、ということ。
Unos por otros y la casa por barrer(入れ替わり立ち替わりして、掃除もしていない)
船頭多くして船山に登る。担当者が多すぎて計画が頓挫すること。三人寄れば文殊の知恵の逆バージョン
Valiente por el diente(歯の先では勇敢だ)
どこの国にも口先だけでは偉そうなことを言っていて、自分では何もできない人が結構いる。そういう人は本当に危険な時真っ先に逃げ出してしまう、ということ。
Vanidad y pobreza, todo en una pieza(虚飾と貧困は表裏一体)
上っ面ばかりで中身がないと、貧乏になるよ、ということ。あぁ耳が痛い。表向きを飾るのにきゅうきゅうとせず、中身のある人間になって世の中の役に立て、ということ
Vase el oro al tesoro(宝に金が去る)
世の中は、お金がある処にもっとお金が集まるようにできている。昔から資本の集中ということは不可避的に行われてきたということ。でも下を向いて我慢をする必要はないけれど。
Ya que se lleve el diablo, que sea en coche(悪事を働くのだから、盛大にやろう)
毒食わば皿まで。どうせ悪事を働くなら大儲けしなければ損だ、ということ。もしくはどうせ思い切ったことをやるのだから、最後までやらなければ損だ、ということ。
Zapatero a sus zapatos(靴屋は靴を)
余計なことに首を突っ込むな、ということ。靴屋は靴を作るのが専門なのだから、他の事をやってもうまくいくはずがない、というのがもともとの意味。