スペイン語名言ことわざ集
名言ことわざの類1 印刷用 通常
A caballo regalado, no le mires el diente(贈られた馬の歯を見るな)
もらいものにケチをつけるな、ということ。そもそも自分の手元にないはずの物が手に入ったなら、それ以上贅沢を言うな、ということ。
A la ocasión la pintan calva(機会ははげ頭である)
チャンスは後からつかもうとしてもつかめないということ。はげ頭は後ろからつかもうとしてもつかみどころがない。このことわざは世界各国で共通のようです。
A lo hecho, pecho(やったことは胸で受け止めろ)
覆水盆に返らず。やってしまったことは取り返しがつかないので、胸を張って立ち向かえばよいということ。くよくよしてもいいことはない、ということわざの内の一つ。
A más dormir, menos vivir(寝れば寝るほど、人生が減る)
当たり前のことだが、人間の時間は有限なので、寝ている間は寝る以外の行動が一切できない。何かを成し遂げようとしているとき、寝ている時間が減る、ということでもあるだろう。
A quien madruga Dios le ayuda(早起きする者を神は助ける)
早起きは三文の徳。早起きしてできるだけ長い間いろいろな活動をした方が良い、ということ。こういうことわざは世界各国にあるでしょう。
A rey muerto, rey puesto(王が死んで、代わりの王が来た)
大切なものとされていたり、偉大な人だとどんなに言われていたとしても、死んで代わりがいないということはあまりない。つまり、どんな物事でも、価値は絶対的ではない、ということ。
Abril, aguas mil(四月、多雨)
農事(スペインの)においては、四月に雨が降ってもらわないと困るということ。また、実際にスペインの四月は雨が多いということ。日本では雨と言えば六月の梅雨や、晩夏から秋にかけての雷雨などだが、スペインでは四月だという点が面白い。
Afición, ciega razón(愛着、理由なし)
恋は盲目。何かを好きになってしまうと、他人からどれほどばかばかしく見えても、本人にとっては大切なものであるということ。
Al mal tiempo, buena cara(悪い時にはいい顔を)
笑う門には福来たる。苦境に陥った時でも、肩の力を抜いて対処したほうがよい、ということ。否定的な考え方ばかりしていても何も解決しない、というのは人類の共通の真理のようです。
Al perro flaco no le faltan pulgas(やせ犬にはノミがたかっている)
泣きっ面に蜂。悪いことには悪いことが重なるものだ、ということ。また、弱っていたり困っていたりする人に付け込もうとする連中が多い、ということ。